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X38 Windows7 への移行 ② [PC関連]

翁の使っているCPU Coolerは、古のXP-90という代物じゃ。

Pentium4の時に爆熱に悩まされた方は、皆CPU Coolerに金を掛けたことじゃろう。
翁も随分買ってみたが、最終的に生き残ったのがXP-90だ。
どでかい奴も冷えるんだが、バックプレートをネジ留めしようとすると無理。
プラスチックの廻して留める奴はどうも信用おけないし、バックプレートを付け
ないと、Micro-ATXのボードなんぞは明らかに反ってしまう。

XP-90を外してみると、どうもCPUとの密着度が悪い。
グリスが均等に付いていない。

CPU_Cooler01.jpg
  外してみたXP-90の当たり面

CPUとの当たり面を研磨することにした。
1,000円位で売っている、包丁研ぎを使用して研磨する。

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①包丁研ぎの柄の部分ではなく、削る面の上に指を添えてゆっくり動かす。
②削り面のキズは心配する必要はない(グリスで埋まる)。
③全体が削れるようになればOK。
④キズが気になる人は、仕上げ用の砥石でこすればテカテカになるよ。

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翁のXP-90は当たり面より外周部が凸っていたな。
しかも削ってみると若干「ス」が入っていた。('A`)

CPU_Cooler02.jpg
  荒砥ぎが終わったXP-90と包丁研ぎ

ついでだからCPU本体も砥石にかけることにする。
どうせX38と運命を共にする石なので構うこっちゃねえや。
何だか判らなくなると困るので刻印部をデジカメで撮影してから作業開始。

包丁用の砥石、先に荒削り用で刻印面を削る。 少々の水濡れは無問題。
全体が削れてきたら仕上げ用の砥石にして、10往復位づつで様子を見ましょう。
どちらもそんなに力を入れなくても結構削れてゆく。 作業時間としては10分程度。

研ぎ作業が終わったら、ティッシュなどで綺麗にして完了。
結構水に濡れてしまった場合は、充分に陰干ししましょうね。
CPU Coolerに載せて当たりを確認するよ。
(実際にCPUにグリスを付けて確認するとよく判る)

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注1:CPUの刻印がなくなるので覚悟を決めてやってね。
注2:古いペンちゃんとかセロリンちゃんで一度練習してみてくれ。

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で、出来上がったのがこれ。

CPU_Cooler03.jpg
  研磨を終えたQ9550、刻印なし・・・

CPU_Cooler04.jpg
  仕上げ研磨したXP-90、一部「ス」が見える

CPU_Cooler05.jpg
  当たり面のチェック

当たり面の上部がうまくないかと思ったが、取り付けてみると大丈夫だった。

気になる温度だが、現在の気温・室温ではあまり比較対象にならないので参考値。
同室内設置の2台(室温18℃/BIOS読み)
 ・ASUS AT5NM10-I ATOM D-525 Fanless 31℃
 ・ASUS P5E-WS Q9550 + XP-90 22℃
他室に設置の1台(室温18℃/BIOS読み)
 ・ASUS P5K-WS Q9450 + PLASMA 47℃(未研磨状態、こちらはWin7で稼動中)

予想以上の効果がありそうですな!!

本日の出費 なし 0円

次回はWindows7のインストールと最終調整じゃ。

X38 Windows7 への移行 ① [PC関連]

WindowsXPの利用期限も後1年と少し。
Windows8が発売された今がWindows7への買い替え時と考えた。
Win8の不評振り(これはデスクトップ用でないことを理解していない購入者にも
責任ありと思うゾ!!)と、XP切り替え直前は値が上がるだろうとの予測。
ワシの旗艦である、ASUS P5E-WS PRO も何とかしなければ・・・。

考えてみれば、パーツの検査やハードディスクのフォーマット、
あるいはサルベージにこき使われ、戦艦どころか浚渫船と化していた。
すまなかったX38!! 戦艦として蘇らせるよ。
但し、旧式化しちまったから名前は「扶桑」だ。

時代は省電力なので、心臓部以外は極力軽量化することに決定。
先ずはボード類を取っ払う。
さようなら、Adaptec 320SCSI & Maxtor ATLAS。
ハードディスクも SATA 1T ワンプラッター物に交換する。

SCSIが10,000ppmだったので、ハードディスクにクーラーを付けていた。
こいつも流用するが、何も寒い時期にコールド・ブートを難しくさせる必要も無い。
コネクタを引っこ抜けぱいいのだが美的センスに欠ける。

ジャンクの電源からスイッチを抜き取り、ディスク・クーラーを作動させられる
ように改造してみた。

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①適当な位置の穴あけ場所をペンチやプライヤーでこじって取る。
②リューター等でスイッチの大きさ程度まで削る。
  貫通する必要なし。また、こじって取った部分のバリ等は削る。
③スイッチを現物合わせしながらヤスリで穴を補正する。
  既にリューターで削って薄くなっているので割と簡単に削れるはず。
④スイッチに配線を付ける。
  テスターで抵抗値を指定し、スイッチの入切で通電を確認しておく。
⑤クーラー側の配線の一方を切り、接続端子を付ける。

注1:リューターで削った後はナイフのようになるから気を付ける。
注2:バリは丁寧に取り除くこと。
注3:ケース内部は掃除機で削りカスをよく取ること。

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コツは、出来るだけ開いている穴を利用して加工面積を減らすことじゃ。
5inch Bay フロント側プラスチック部分への取付なら作業はもっと楽じゃ。
翁のケースはフロント側がメッシュなので横側に付けてみた。

で、出来上がったのがこれ。
ついでにフロント・ファンのファンコンも横に付けてみた。

HD_Cooler01.jpg
   HDD Cooler 配線の分割

HD_Cooler02.jpg
   スイッチの配線

HD_Cooler03.jpg
   スイッチの5inch Bayへの取付

HD_Cooler04.jpg
   取付完了図(後方より)

翁のケースはATX倒立タイプという古いケースで、今ではなくなってしもうたものじゃ。
一時期BTXってのもあったが廃れてしまったのぅ~。
既にボードも売ってないし悲惨な運命じゃて。
PCの世界はババを掴むと後の使い道がないから、まさに賭けじゃな。

本日の出費
  ・接続端子(車用) 160円也
  ・SATA HDD 1T 1-Platter (Seagate) 5,670円也 

次回はCPU Coolerを手直しするよ。

Radeon HD がすぐ死亡する件 [PC関連]

翁はすでにゲームを卒業してしまったので、ハイエンドなビデオカードは必要としない。
ただオンボードもしみったれ、せめてSandy Bridge並の描写力は欲しいので、
Radeon HDの安い奴を付けてきた。

3450から始まって、5450、6450と変えてきた(途中3650にお立ち寄り)んだが、
どうもボードが長持ちしないんだよね~(マザボはずっと同じ)。
Sapphireの5450なんぞは、3650のファン付きシンクに変えたりしたけど、
半年過ぎたらアボーン!!
現在はGigabyteの6450ファン付きにしている。

Radeon6450giga.jpg

ちなみに今ボードを入れているマシンのスペックが、
1. ASUS P5E-WS + Quad9550
2. ASUS P5K-WS + Quad9450
3. TYAN E7230 + PenD915 (こいつは炎上中)
OCとかもしてないし、廃熱には力入れてるだけにどうも納得できん!!

大昔買った、nVIDIAの8400はぜんぜん壊れないのにな。
nVIDIAは消費電力が高いのが難点、発熱も結構あるのに壊れないのが不思議。

3450も生き残っているのは、安く買ったPower Colorの奴だけだな。

皆さんのビデオカードはどうなのだろうか?
翁がハズレを引き続けているのか?

ご意見頂ければ幸いでござる。

タグ:Radeon HD 死亡

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