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ADSL Modem Aterm WD735GV の熱対策 [PC関連]

翁の家は未だにADSL回線である。
幸いなことに中継局からの距離があまりないので、
So-Net ACCA 50M で、実測30M程度出る。
月の利用料も安いので、光に乗り換える気がしないのじゃ。

しかしこの夏の暑さのせいか、リンク切れが頻発する事態に・・・
とりあえずモデムの清掃を兼ねて、Aterm WD735GVを分解してみた。

【レンタルなので壊さないで分解する方法】
1.まずスタンドの足部分を外す。
2.ここが大事!!
   裏側のLANケーブルや電源の差込口がある部分のパネルを
   マイナスドライバ等でゆっくりこじってやると外れる。
    *絶対に前部の白いランプ表示部分から外してはダメじゃ!!
     パネルが割れますぞ。
3.左右の黒い本体部分をゆっくりこじって外す。
4.白いパネルは左右のパネルに噛んでいるので勝手に外れます。

格段の汚れや埃がある訳ではないが、裸の状態で電源を入れてみる。
熱い、とにかく熱い!! 各チップは触れない位熱いのじゃこれが。
しかもこのちんけな黒箱に入って、まったくのサウナ状態・・・
そのうえご丁寧にも、メインチップの上に無線LANカードが位置するため、
防熱のシートが貼ってある。 これじゃメインチップは蒸し焼きですよ。

先ずはファンが付けられないかどうか検討する。
電源を取るため、基板上で空きがあるところに端子をハンダ付けしてみた。
(写真では見辛いですが、電源差込口とLANケーブル差込口の間)
当然動かず・・・、翁は理系の人間ではないのでこれ以上はわからんとあっさり中止。

次にいつものようにヒートシンクを全てのチップ上に貼り付けた。

さてメインチップが最終問題。
何せ上に無線LANカードが位置するので、ヒートシンクが付けられない。
ジャンク箱を漁っていると、マザボが死んで部品取りに貰ったDELLのノート発見。
既にCPUは取り外していたので、マザボをバキバキと毟り取り、CPUのヒートシンクを
仮置きして無線カードとの位置関係を確認する。

行けそうではあるが、ヒートパイプが当たるのでペンチであまり潰さないように
恐る恐る曲げ加工する。 要は熱をよそに持って行きゃあいいんだとばかりに、
取り付け位置が上下逆さまになるのも無視して作業を進める。
粗方の加工が終わったら、最終的な位置決めをしてホットボンドで接着。
最後に倒れているコンデンサ類を、真っ直ぐに立て直して(風が通り易いよう)終了。

箱には戻さずに吊り下げることにした。
アースの部分に余ったグラボのステーを噛ますと丁度良いぐあい。
無線カードがヒートパイプに接触しているので、アルミホイルを間に入れて様子を見る。

で、出来上がったのがこれ

Aterm.jpg

この宙吊り状態でも、チップ類はかなりの温度。
基盤の裏側も熱を持つのでシンク貼ってみたが、凸凹があるのですぐに剥がれ落ちる ('A`)
これがあの風通しの悪い箱に入っていたかと思うと、ちょっとゾッとしますな。

見た目は悪いですが、放熱に関しては相当良くなっていると思います。
熱ダレの頻発する方は試してみてください。

タグ:熱対策 Aterm

ATOM 作成記 その③マザボ本体 [PC関連]

どうせなので、マザボ本体へも少々手を入れることにした。
ヒートシンク取り外した状態、右側ATOM-D525、左側NM-10

<<マザボの改装前>>

Atom01.jpg

シンクのないジェネレーター部他にシンク増設する。
小さなチップにも貼りたいのだが、スペース的に余裕がないので断念。

<<マザボの改装後>>

Atom02.jpg

<<ケースに取り付けた状態>>

Atom03.jpg

【組み立て当初の状況】
・マザボファンなし
・ケースファンなし
・電源部のファンだけでは心許ないので、HDDクーラーを装着し、ケース内のエアを
 撹拌することにする。

  ⇒室温34℃の真夏の盛りで、稼動時約50℃ +15℃

【ファンを増設する】
やはり真夏の稼動は不安なのでヒートシンクの上に6cmファンを増設した。
CoolerMaster Pen4用のCPUクーラーから流用する。

  ⇒室温34℃の真夏の盛りで、稼動時約40℃ +5℃

CoolerMasterのファンは元々すごくうるさいんだよな~酷冷先生
結果・・・静音ではなくなりました・・・('A`) ヒ-

ATOM 作成記 その②ケース  [PC関連]

ケースのフロント部の配線取り回しが変。
片側の穴から全てのスイッチ配線を出しているため、穴位置と反対側にある
リセットスイッチの配線が異常に短くなってしまっている。
とりあえず中間で束ねて出して見たが、CD-ROMのマウンタに掛かってしまう。

<<ケースの改装前>>

Case01.jpg

結局、マウンタの当たらないケース中央部分に穴あけ加工をすることに。

<<電源部の改装後>>

Case02.jpg

やれやれ・・・、しかし設計時点で変と思わんのかね!!

タグ:Atom ケース

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