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露出過多の功罪 [東京女子流*]

東京女子流の3rd Tour「約束」が、20日からZepp Tokyoを皮切りに始まりました。
初日は中江友梨の咽喉の調子が悪かったりというアクシデントもあったようですが、
3rdから「幻」、「それでいいじゃん」、6月発売のNew Single「運命」等の初披露も
あり、観覧できた方が羨ましいですな。

さて、女子流は雑誌やテレビ等、メジャーな所への露出は余り多くはありませんが、
(BSフジ「東京女子流のスレスレTV!」とか見てみたいですなぁ~)
HPからのU-Streamやラジオ、Youtubeでの露出はかなり多いのではないかと。
今回は女子流に限らず、露出過多について考えてみたいと思っています。

TGS20130421.jpg
  適当な画像がなかったので、女子流HP日替わりから

Youtubeを見るとほとんどの楽曲やビデオ、コンサートの様子までアップされています。
新参者の翁のような人間にとっては、そのグループを知るのに非常に有難いんですが、
反面ここで見聞き出来るのであれば、わざわざCDを買ったり、コンサートには行かない
んじゃないかと考えてしまう。
結局CDが売れない ⇒ 握手券付き複数枚購入 という、悪循環になってないですかね?

「アイドル戦国時代」なんぞと呼ばれて、露出や活動を続けていないと忘れ去られて
しまうとでも言うべき強迫観念のようなものが、業界やマネージャーの頭にこびり付いて
いませんか? ももクロの子が休養したのも記憶に新しいですよね。
こんな状態でハイ・クオリティな楽曲やダンスを要求しても潰れるのは目に見えています。

女子流は偶然にも数度の活動休止期間があり、この点では救われていると思いますが、
アイドルとはいえ学生であることを考えると、やはりどのグループもやり過ぎかなと思う。

年中露出して情報過多だから、「オタ」だ「おまいつ」だの妙な輩が湧いてくる。
たくさんのCDを購入してくれて、コンサートにも足繁く通ってくれて、ファンとしては
グループ維持に多大な貢献をしてくれてる人達なんだけども、一歩間違うと非難轟々。
ことに交際相手発覚とかなるとファンを辞めるとか、翁にはまるで理解不能じゃよ。
U-Streamで楽屋の裏まで見せてくれるのは嬉しいけど、そういう風潮を助長してるとしか
思えんな。 アイドルだって一個人だし、ましてや学生なんだからオフの時をもっと作って
あげないと。 毎日のBlogの更新とかTwitterなんぞする必要ないだろ?

昔はさ、ラジオにしがみ付いてメモを用意してグループ名や曲名を書き留めたよ。
外国のグループだと英語がわかんなくてさ(恥・・・)、何度も何度もメモしたり、学校でダチ
に聞いたり。 それでも分からないから、レコード屋の人に聞いて探してもらったり。
レコード屋の人もよく分からない人だらけだったけど。
だから手に入れたレコードとかは本当に擦り切れるように聴いて、ハズレでも何度も聴いて、
必死に何かを探そうとしてたんだよ。
音楽雑誌も数誌しかなくて、好きになったバンドの情報なんてありつけやしなかった。

今はさ、逆に情報が多すぎる上に露出過多。
検索すればいくらでも出てくる。 これじゃあ食指は動きませんわな。
やはりある程度の飢餓状態にならないと人間は行動しないものですよ。

それとネット上で何やら能書き垂れるのか増えたけど(こりゃ自分もそうですな~大笑)、
例えばももクロのOzzfest Japan 2013への出演で、METALファンやらももクロファンが
騒いでいるが、何で出ちゃいかんのかのぅ~? 意味がまるでわからんよ。
Black Sabbathや人間椅子がMETALだなんて一度も思ったことはないぞ。
ジャンルが問題ならばこのFES自体が最初から破綻してるじゃね~か!!

ただし、ももクロの西武ドームでの「南こうせつ」、こいつはいけません。
こんな守銭奴みたいなしみったれ爺とやる必要は全くなし!!

BABYMETAL「メギツネ」、若干路線を変えて来ているようですがどうなんでしょうかね~?
どちらにしろこのバンドはそう長くは続かないんじゃないか、MOA-Metal、YUI-Metalの
二人が大きくなってPerfumeみたいな3人組でヘドバンしてたら、ちょっとビジュアル的
にも変な気がしてるんですけど・・・(笑。

皆さんそれぞれにお気に入りの歌手やアイドル、グループがあることでしょう。
ここに挙げた3グループとかは、学生さんのうら若き乙女達ばかりじゃよ。
オンとオフをはっきり分けて、オフの時には情報不足くらいが丁度いい。
一年中ダラダラ露出してるのが、下手で飽きられ易い売り方だとどうして気が付かん!!
もっと長い目で成長を見守ってやりたいものよのぅ~

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3rd Album「約 束」について [東京女子流*]

3rd Album「約 束」も発売から1ヶ月以上が過ぎ、売上も増えたようなので一安心。
ファンの方々の評価も出揃った頃だと思うので、3rd関連の記事を書いてみたい。

ちなみに翁の独断と偏見に満ち満ちた下衆な記事であることは最初にお断りしときます。
どうせ読む人もないBlogじゃ、ワシが少々の苦言を呈したところで影響あるまいて。

尚、曲ごとの解説や正当な論評は、HOSHIDE氏のBlog、「書く描く然々」
 http://pub.ne.jp/operationstarone/?entry_id=4748058
 http://pub.ne.jp/operationstarone/?entry_id=4758606
をご参照頂きたい。

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Yakusoku_C.jpg
   3rd Album「約 束」Type-C Jacket

  01. Intro
  02. Bad Flower
  03. 追憶 -Single Version-
  04. ディスコード
  05. それでいいじゃん
  06. 大切な言葉
  07. 月とサヨウナラ
  08. 幻
  09. Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~
  10. ふたりきり
  11. LolitA☆Strawberry in summer
  12. 約束
  13. Outro
  14. ヒマワリと星屑 -English Version-

ギターのハーモニクスから始まる、01.Intro。
スペース・オペラのような壮大な始まりから一転、ラジオか蓄音機から流れるような雑音を
含んだJazz。 今迄80'sの音楽を基盤としてきたのを更に遡させるような、ROCK黎明期の、
音楽を提供する側もリスナー側も何も持たない、ちんけな機材で必死に音を創り聴いていた
頃を想起させる。

本作が「あの頃」の音を再現するような意図で製作されているか定かではないが、
2ndで見られた深々と響くベースの音は、実質この 01.Intro で使われるウッド・ベースと
13.Outro でしか聴くことは出来ない。 ウッド・ベースを使った、07.月とサヨウナラ や
発表が早い曲については例外もあるが、他の曲では固く絞ったドライなベース音に終始する。

これが功奏しているのが本作のベスト・トラックとも言うべき、08.幻 でしょう。
Jazzyな曲構成と疾走感、乾いた湾岸の高速をぶっ飛ばしていくようなスリル。
女子流 Hard A.O.R の決定版とも言える最高の出来!!
各パートの語尾を伸ばしたままの唱法とエコーの残響を伴った5人の歌声が次々に被さり、
車窓から飛び去る景色や音のドップラー効果のように、嫌でも臨場感を盛り上げて堪らない。
この曲だけでも本作の価値は充分にあるよ。
しかもサビの部分を繰り返すことなく突然終わる曲構成(ここはもっと突然終了する方が
よかったかもね)。 これは既にアイドルとかの範疇の音楽を突き抜けています。
余談だが、本作のタイトル「約 束」を(12.約束 という曲がなかったとして)この曲の
歌詞から採りました、なんてのも渋かったかも。

逆に失敗してるなと感じるのが、02.Bad Flower。
イントロのドラムの入り方・オカズの入れ方等すごくカッコいいのに、ベースの音を固く
絞ってるからドラムの裏に隠れちまって、全体に薄っぺらい平坦な印象を受けてしまう。
女子流の声質との兼ね合いとかもあったのかも知れないが、ギターの音色までもが固い。
もっとBass音を効かせても良かったと思う。 ギターの音も固いから、マイナー進行する
中で入る♪強がりを言って♪の部分でのメジャー(7th)の音のメリハリが出て来ない。
曲がいいだけにすごく残念。 もっと思い切りが欲しかったな。
BABYMETALがあれだけハードな楽曲を出して来ただけにくやしいよ。

03.追憶 -Single Version- は、前後をハードな曲に囲まれた中での一服の清涼剤。
この配置は絶妙で、既に聴き慣れた曲からまた違う魅力を引き出していると思うぞ。

04.ディスコード この手の楽曲は苦手なんで書く言葉がうまく見つからない。
子供番組のエンディングとして使われたが、難解なまま質を落とさないところは流石と
言うべきか、商売っ気がない言うべきか・・・(笑。 ちなみに題名は初期に表記されていた
「Discode」の方がAlbumの曲名を並べた時に良かったような気がする。

05.それでいいじゃん は、女子流A.O.R風味の応援歌。
「頑張って いつだって 信じてる」から、こんなに大人になりましたみたいな。
それを思うとこの一年の成長に感慨深いものがありますな~。
HOSHIDE氏はStephen Stills MANASSASを指摘されておられたな、目の付け所が渋い。
ブラスの処理にChicagoあたりの影響を挙げておきたいと思います。
ただね、ちょっと例の「陳腐化」ギリギリのラインかなという危惧を持ってます。

もう一曲Jazzテイスト満載でお洒落な、07.月とサヨウナラ。
聴いていて「小さな恋のメロディ」で主人公の女の子が母親の口紅を塗るシーンを思い
出しましたよ。 年齢的にはまだ難しい楽曲と思うが、女子流得意の「10年先行投資」と
しての魅力は充分。 この歌が似合う頃まで続いて欲しいなと想う翁であった。

10.ふたりきり、12.約束、は今後のLIVEでの主流になっていくであろう佳曲。
10でのちょっと歌謡曲っぽいテイストは冒頭に書いた「あの頃」を彷彿とさせるし、
12のスローな展開はLIVEでの山場で使われていくものと思われる。
(代わりに再現性の難しい、03.追憶あたりは減るのかな?)
12でのギターソロはもう少し「泣きのギター」でもよかったんじゃないかと。
それにしてもこの手の曲は、既に安定の女子流節となっているのには脱帽する。
ただ今回は「一番いい曲がAlbumの題名」からは外れとるな。
って、翁は2ndも「Liar」一押しであった・・・

カッコいい曲とは別に等身大の女子流が楽しめる、06.大切な言葉。
翁的には思い入れもある歌なので収録されて嬉しいよ。
この曲は振り付けも可愛いし良いですな~。

09.Overnight Sensation はノーコメント。 色々と会社事情もあるかと自分を納得させる
しかない。 名曲08の後にこの曲のイントロが始まると俗物過ぎて泣けてくる。
Albumのケツに置いときゃあいいのに・・・おっと、これは女子流ちゃんには関係ありません。

あまりに個人的な感想で申し訳ないが、11.LolitA☆Strawberry in summer だけは何度
聴き返してみても違和感が拭えない。 10.が終わった後に始まるイントロの部分から
して、何か別のトラックが紛れ込んでいるかのよう。 翁はSweetSの原曲を聴いたことも
ないんだが、ワシの心が「これは女子流ではない!!」と叫ぶのを抑えられないんだよ。
【翁の心の動き】 /08\09/10\11/12 08で最高潮に達した後上下動を繰り返す
この09・11は、前後にまさに女子流節が入っているから余計にそう感じるのか知れない。

そしてお決まりの、13.Outro。 これはいいですな~嵌ります。
聴きながら「もう終わりかよ」。

アウト・テイクの、14.ヒマワリと星屑 -English Version-。
ちょっと印象が変わった感じ。 慣れない英語で一生懸命に歌うメンバーが愛おしい。

残念なのは、「W.M.A.D」や「Attack Hyper Beat POP」のようなLIVEでトドメを刺す曲が
なかったこと。 さすがにこの2曲だけではキツイからこの手の曲も増やして欲しいのぅ。

最後にもう一つだけ苦言。 今回はボーカルにイコライザ処理を施したのが多いと思う。
01.Intro、04.ディスコード、13.Outro とかは楽曲がそういう歌だからいいとしても、
08.幻 とかは最後の一回でよくないか? しつこいと場末のディスコみたいで品がないぞ。

本作はアップテンポの曲やROCKテイストの曲が増え、確実に新しい女子流の萌芽がみられる
ことは嬉しい限り。 かのLed Zeppelinも3rdで大きく音楽の幅を拡げたのが4作目の成功に
繋がったことを考えれば、気は早いが、女子流の4作目に期待せぬ訳にはいくまいて!!

そうそう、04月20日よりZepp Tokyoで、東京女子流 3rd JAPAN TOUR 2013 ~『約束』~
が始まりますゼ!! 03月17日には初のタイ遠征もあるな。 頑張れ女子流!!

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ラゾーナ川崎 フリーライブと未夢 [東京女子流*]

少し前に、ももクロ推しのS氏、BABYMETAL推しのK氏を交えビデオを見ながら一杯
飲っておったのじゃよ。 新春爺の集いじゃ。

BABYMETALのLIVEの熱狂はすげえな~の話から、生歌聴かせるのは女子流入れて
3つだなとか、爺共の馬鹿話に花が咲いたという訳なのじゃが、女子流のビデオの番に
なると、
  S氏:楽曲が難しすぎて音楽知らない奴はついて来れないだろ。
  K氏:いい歌なんだけどインパクトに欠ける、売れないんじゃない。
と散々に言われて翁はちょっと凹んでしもうたよ・・・(´・ω・`)ショボーン
まぁ、どちらも想定内の発言ではあるんだが、割と音楽通の二人に直に言われると
ショックであったのも事実じゃ。

以前にBABYMETALの記事で、「METAL系だから次の曲が難しい」みたいなことを
書いてしまったが、よくよく考えてみるとMETAL系のBandって結構長生きなんだよね。
そりゃあギタリストが変わったり、ボーカルが変わったりの変遷はあるにせよ、
どっこい中々ポシャらないんだな。

それに比べるとA.O.R系ってえのは全然長持ちしない。
「寺尾 聰」だって皆さん「ルビーの指輪」以外に知らないでしょ?
例えば、「Boz Scaggs」。 Album「Silk Digrees」や「Low Down」は思い浮かぶけど
その前後になるともう記憶もあやふやじゃありませんか?
(Bozの傑作は、坂道に立つFirstかと翁は個人的に思ってます)
一世を風靡した「Rupert Holmes」。 バブル期女子大生の必聴盤でしたな(笑。
こちらだって、Album「Full Cercle」以外知らない人の方が多いんじゃないか?

A.O.R系の音楽を考えてみると、どうも「俗物化」もしくは「陳腐化」が常に付き纏い、
作品とのバランスが崩れると一気にコケてしまうような気がしています。

女子流の3rd Album「約 束」では、少しA.O.Rから離れたことは正解だとは思うんだが、
翁的には気に入らない所もありまする。
今回長くなっちまうんで、3rdの内容については次回掲載させてもらいます。

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TGS_Kawasaki.jpg
   ラゾーナ川崎でのLIVE (女子流 GREE Blog ページより拝借)

ラゾーナ川崎での3rd Album「約 束」リリース記念フリーライブ
かなりの人出で人気も上がっていることがよく分かったよ。
寒い中3回のステージと握手会、ハード・スケジュールご苦労さんです。
これで1,000枚は上乗せ出来たなフッフッフッ。 新規の方も増えたと思われ。

でも演ってるんだよね「江南スタイル」。

逆に何故この歌に固執するのか、酒でシナプスの切れかかった頭で考えてみた。
これはやはり未夢が音頭取る曲がないことが原因じゃ!!
未夢の歌がどうのこうのとかの評価は関係なし!!
女子カフェでも充分に歌えてるって。

「江南スタイル」演ってもいいんだけどさ、ラゾーナとか初見の人達が多く集まる場所で
演って欲しくないのよ。 その部分だけ聴いてその手のグループと見られたくないんだな。

早く未夢が音頭取る曲を作ってやってくれよ。
女子流がひとみ・あぁの二頭体制なのは良く分かってますよ、実際にこの二人の実力は
頭一つ以上抜けてるし。 でもね、未夢にMC丸投げして持ち歌がないというのはどう
考えても異常事態だよ。 美しくなって来た隊長さんじゃ、今を逃す手はあるまいて。
しかし、♪オッパン カンナムスタイル!!♪、耳に残る・・・

ついでに芽生の持ち歌も、コビー物じゃなくてちゃんとオリジナル作ってやって欲しいのぅ~

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