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Will O' The Wisp / Leon Russell [一家に一枚の音盤]

Will O' The Wisp / Leon Russell

Will_O'_The_Wisp.jpg

01. Will O' The Wisp
02. Little Hideaway
03. Make You Feel Good
04. Can't Get Over Losing You
05. My Father's Shoes
06. Stay Away From Sad Songs
07. Back To The Island
08. Down On Deep River
09. Bluebird
10. Laying Right Here In Heaven
11. Lady Blue

Carpentersの「Super Star」、耳にされたことのある方も多かろう・・・
その作者である Leon Russell のソロ・アルバム。
邦題は「鬼火」で、ジャケットもおどろおどろしいムード満載。

01.Will O' The Wisp は前奏曲のようなもので間断なく 02.Little Hideaway に続く。
06.Stay Away From Sad Songs までのLP盤サイドAは、失恋にまつわる暗く悲しい曲
が続きます。 途中、来日した際に録音した尺八の音とかも入っています。

07.Back To The Island で始まるLP盤サイドB。
この曲あたりから少しづつ明るさも増していく曲調となっていきます。
昔っからこの曲は仲間内で「島へ帰る」って呼んでましたな。

09.Bluebird 去ってしまった恋人を青い鳥に見立てて歌っているのですが、
この曲もどこか明るく、まるで青い鳥が帰ってくることを確信しているかのよう。
いい曲であります。 まるで関係ないが、いきものの「Bluebird」もいいんだよね~

軽いレゲエ・タッチの、10.Laying Right Here In Heaven を挟んで、11.Lady Blue 。
これは絶品、希望の光を託すような名曲です。

またまた古い話で間違っていたらスマン。
ミュージックライフ誌にこのAlbumの評価が出ていて余り良い評価ではなかったが
(★★★位だったか?最高★5)、細野晴臣氏が短評を寄せておられたと思う。
氏曰く、「Albumを聴き終えると、ジャケットの鬼火が夜明けの光に見えてくる。」
まさに名言!! さすがである!!

この後Leonと彼の作ったShelterレーベルは急速にショボくれていってしまいます。
(11.Lady Blue が全米チャートで最高14位だったはず)

どの曲も一発で好きになるというタイプではありませんが、じわじわと岩に染み入る
ではなく、心に沁みる珠玉の作品集であります。

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