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マヤの予言 / エイドリアン・ギルバ-ト モ-リス・コットレル 共著 田中真知 訳 [読書の楽しみ]

マヤの予言 / エイドリアン・ギルバ-ト モ-リス・コットレル 共著 田中真知 訳

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【読書の楽しみ】の最初が、マヤの予言って・・・とお思いのアナタ!!

2012年12月22日が何の日だか知っていますか?
マヤの予言ではなく、東京女子流の武道館公演の日で御座います。
この奇妙な一致につい取り上げてみた次第。

昨年の震災後から、マヤの予言日、2012年12月22日がメディアなどにも取り上げられる
ことが増えたように思います。

翁は初版(1997年)でこの本を買って読んでいたのですが、まさかこんなに多くの人々が
関心を持っているとは思いもよらぬ感じがしたものです。

まぁ、昨年の日本はともかく、世界中の人達が世の終末を感じているのかと思うと、
何か感慨深いものがあります。

ところがこの5月にいきなり7000年後まであるカレンダーを発見したとのニュースが・・・

ナショナルジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120511002&expand&source=gnews

このニュースを境に予言の話題は、一気に沈静化したように見えます。

でも本当にそうなのか?
少なくとも翁が本書を読んでみて、考えていることとは違います。
簡単に結論を出す人達は、本書を読んでいない、または理解していないのではないか?
という疑問・・・
予言の内容を整理してみます。

1.最初の太陽
マトラクティリ。 4008年間。
この時代の人々はトウモロコシを食べ、巨人であった。
太陽は水によって破壊された。
この時代を統治したのは、チャルチウトリエクという女神。

2.第二の太陽
エエカトル。 4010年間。
この時代の人々はアコツィントリという野生の果実を食べていた。
太陽は風によって破壊され、人々は猿に姿を変えて生き延びた。
この時代を統治したのは、風の神。

3.第三の太陽
トレイキヤウィロ。 4081年間。
この時代の人々はツイィコアコクという果実を食べていた。
太陽は火によって破壊された。
この時代を統治したのは、火の神。

4.第四の太陽
ツォントリラク。 5026年間。
人間は血と火の雨の後、飢え死にした。

5.第五の太陽
現在。 開始日時は紀元前3114年08月12日。
2012年12月22日、太陽が沈む直前に金星が西の空に沈む。
それと同時に東の空にプレアデス星団が上ってくる。
太陽が沈むと同時に、東の空にオリオン座が上ってくる。
この時が第五の太陽の終焉だというのだ。

本書では、滅亡の原因を太陽エネルギーの変化と捉える等、オカルト本とは一線を
画している。

また、前述の第五の太陽以降の暦についても存在することを明言している。

つまり、未来の暦の存在については既知の事柄であり、5月の発見の意味はない。
これが何を意味するのかは、本書を読んだ方々各自でお考え頂きたく思う。

本当に終焉が来るのであれば、女子流の公演を見ながらの方がいいね!!
そう思う人は、すぐにチケットを入手しませう!!

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コメント 2

sat0204

マヤの暦はその時代の終焉というか区切りとされているけど、第五の太陽期が終わるのは、この時代が何かの区切りという意味ではないのかな?
また、新しい時代に入る事で継続するようになっているが、継続ではなくて、始まり→終わり→始まり→終わりというように。

太陽の異常で地球がおかしくなるのか?
ニビル(惑星X)が来るのか?
地球の地場が逆転してしまうのか?

さてどうなんでしょう!
by sat0204 (2012-10-09 22:07) 

Kinsaku

基本的な考え方として、一つの時代の終焉=滅亡
というのがマヤの図式のようです。

第4の太陽の時代の終焉がアトランティスの滅亡という説もあります。
それを生き延びた人々が現在の各地に散らばって文明を起こしたのだと。

by Kinsaku (2012-10-10 16:39) 

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